山手まちづくり協定運営委員会

 

 山手町地域に事業計画がある事業者様は、まちづくり協定に基づいて計画書の提出をお願いしております。事前にご連絡、お問合せをいただき、手続き等のご案内をしております。

 なお山手地区は、東部と西部と分かれており、お問合せが異なります。区割りをご確認の上お問い合わせください。

 

<事前相談>

○事業者様からのお問合せ、内容確認など

・事業計画予定地 ― 山手町○○○番地(東部・西部)

・工事の概要

・計画届等の提出先、提出期限の連絡など

・山手まちづくりガイドブックの紹介、郵送などの連絡

 

 山手まちづくり協定運営委員会 概要

 山手まちづくりガイドブック    

 協定に基づく建築行為等計画届 書式

 

 山手まちづくり協定運営委員会へのお問合せはこちらからお願いいたします

 

山手地区 区割り
西 部

山手町1~35番地 200~225番地 270~288番地

山手公園階段 旧中央大学山手校舎

山手まちづくり協定運営委員会 お問合せ先

東 部

山手町36~199番地 226~269番地

山手公園 フェリス女学院大学 カトリック山手教会 フェリス女学院高校

お問合せ先 山手東部環境保全委員会 https://www.yamate-east.com/

 山手地区は、安政6年(1859年)の開港当時から関内の東地区と共に外国人が居留地として住み始め、その地形からブラフ(崖・山手)と呼ばれ、緑豊かで閑静な異国情緒あふれる住宅街、文教地区として発展し、多くの人々に親しまれてきました。しかし、関東大震災により多くの貴重な建物を失いました。そして、第2次世界大戦による被災は比較的小さく済みましたが、戦後一帯は、進駐軍により長い間接されていました。そのため、本格的なまちづくりが始まったのは昭和40年(1970年)代後半になってからです。

 当初は規制も少なく、無秩序な住宅開発が行われてきましたが、横浜市は異国情緒あふれる景観の保全や眺望を図るための制度として、昭和47年(1972年)には「山手地区景観風致保全要網」を制定、さらに都市計画法による「住居専用地域としての用途指定」、「横浜市風致地区条例」を指定して、秩序あるまちづくりの誘導に取り組んでまいりました。また、地域住民や学校等の法人も協力して自発的な「山手まちづくり憲章」を平成10年(1998年)に定め、山手らしい魅力あるまちづくりに努めてきました。

 その後、平成13年(2001年)に学校跡地へのマンション建設問題が発生し、これを契機に翌年の平成14年に、「山手まちづくり推進会議」が組織され、「山手まちづくり憲章」をより具体化するためにまちづくりのルールを作ることになりました。

 住民の発案による「山手町地区計画」を提案し、平成16年12月に条例化することができ、住民の意思により「山手まちづくり協定」を作り、平成17年2月に住民の間でこの協定を締結し、行政と共にまちづくりを行う事になりました。

 平成17年6月より協定の運用を行って参りましたが、運用の中で新たな課題や改善すべき点が明らかになり、平成21年度に全体的に見直し、より地域のまちづくりに寄与するものに改定しました。

 

 この住民が作り上げた理念を充分理解していただき、緑豊かな山手町を後世に残していくためにも、皆様にご協力をお願いしております。